カーペットをクリーニングしたいけど、どんな洗剤を使えばいいんだろう?
そんなお悩みにお答えします。
本記事の内容
・カーペット用洗剤の種類
・カーペット用洗剤の使い方
・クリーニング時の注意点
普段はコロコロや掃除機でカーペットを掃除しているけど、たまには洗剤を使ってちゃんと綺麗にしたいですよね。
だけど洗剤にはいろんな種類があり、何を使えばいいかわからない。
そのような方もいらっしゃると思います。
そこで本記事では洗剤の選び方や、洗剤の代わりに使える身近なものを紹介します。
自分でカーペットをクリーニングしたいという方はぜひ参考にしてみてください。
【汚れ別】カーペットのシミの落とし方
カーペットをクリーニングする時は、汚れによって使う洗剤や除光液などを使い分けましょう。
一般的なカーペット用洗剤も売られていますが、重曹やお酢など家庭にあるものでも対応できます。
・醤油、ソース、コーヒー、カレーの汚れ
醤油・ソースなどの調味料のシミや、コーヒーやカレーをこぼしてしまった時は中性洗剤がおすすめです。
中性洗剤をぬるま湯で薄めて使うと、醤油やソースなどの汚れが落ちやすくなります。
汚れは早めに拭き取った方がシミになりにくいので、こぼしてしまったらすぐに中性洗剤で落としましょう。
・ケチャップやマヨネーズの汚れ
ケチャップやマヨネーズの汚れは、小麦粉を使って落とせます。
小麦粉は換気扇の油汚れを落とす時にも使われます。
小麦粉には油を吸着する性質があり、汚れ成分を吸い取って固形状にしてくれるからです。
カーペットの汚れを落とす時は、汚れた部分に小麦粉を振りかけ、水で濡らしたタオルで拭き取ります。
何度も繰り返し行なうと、小麦粉と一緒に汚れが落ちていきます。
・バターやチョコレートの汚れ
バターやチョコレートの汚れは、ベンジンを使って拭き取るのがおすすめです。
ベンジンは油分を溶かす効果があり、染み抜きなどによく使われる液体です。
ベンジンはドラッグストアやホームセンターなどで売られています。
いらなくなった歯ブラシにベンジンを含ませ、汚れの部分を叩いていきます。
ベンジンを使ってカーペットを掃除する時は、窓を開けて換気しながら行ないましょう。
・インクのシミ
インクのシミは水や酢水で落とせます。
酢水とは、お酢と水を混ぜたもので、お風呂の掃除などで使われます。
カーペットの汚れた部分に酢水をスプレーして、スポンジで叩きながら落とします。
カーペットのクリーニングには重曹を使うこともありますが、酢には重曹を中和させる働きがあります。
重曹を使った後に酢水で拭き取ると、重曹の跡が白く残りません。
カーペット用洗剤の使い方
カーペットのクリーニング方法は、水性のシミと油性のシミによって使い分けましょう。
・水性のシミを取る方法
ジュースをこぼしたり、水性のインクなどを取る時は以下の手順で行います。
まずはスプレーで水を吹きかけて、シミの周りを湿らせます。
カーペットを充分に湿らせてから、シミの部分に洗剤をスプレーします。
その上からタオルをかぶせて、洗剤と汚れをタオルに吸着させます。
すると徐々にシミがタオルに移ってきます。
この作業をシミの色がなくなるまで続けます。
シミがなくなってきたら水に濡らした雑巾でしっかりと洗剤をふき取ります。
・油性のシミを取る方法
食用の油やバターなどは油性のシミです。
油性のシミも基本的には水性のシミの取り方と同じです。
カーペットに水をスプレーで吹きかけ、シミの周りを湿らせます。
白のタオルにマニキュア除光液を含ませて、シミの部分に押しつけます。
するとシミがタオルに移ってくるので、この作業シミがなくなるまで続けます。
カーペットのシミがなくなったら、水に濡らした雑巾で汚れや洗剤をふき取ります。
クリーニングの注意点
掃除機や雑巾がけは慣れていても、洗剤を使ったクリーニングは慣れていない人も多いです。
初めてカーペットを自分で掃除する際は、次の2つに気をつけましょう。
・色落ちしないかを事前に確認しておく
・ゴシゴシ拭かずに、叩いて落とす
せっかくカーペットをきれいにするために掃除をしても、色落ちしてしまっては、見た目が良くありません。
また、ゴシゴシと拭いてしまうと汚れが広がり、余計にシミが目立ってしまいます。
洗剤を使ってカーペットをクリーニングする時は、色落ちしないかを確認し、優しくトントンと叩くように落としていきましょう。
まとめ
カーペットが汚れた時は、中性洗剤やベンジンなどを使って汚れを落とします。
日常的に掃除機や雑巾がけなどでカーペットを綺麗にし、シミがついた時は洗剤を使って落としましょう。
カーペットの中には水洗いできるものもあるので、定期的に洗濯や水洗いをするのもおすすめです。