エアコンの清掃ってどれくらいの頻度で行えばいいんだろう?
そんなお悩みにお答えします。
本記事の内容
・自分でエアコンを清掃する頻度
・清掃会社にクリーニングをお願いする頻度
・清掃頻度を増やした方がいい4つのケース
エアコンの清掃を怠ってしまうと、内部がカビてしまい、嫌な臭いが発生します。
臭いだけでなく、健康に悪影響を及ぼしたり、電気代も余計にかかってしまいます。
そこで本記事では、エアコンを清掃する理想の頻度についてお話しします。
どれくらいのペースで掃除をした方が良いかわからない方は、最後までお読みください。
エアコンの清掃頻度の目安
フィルターのホコリを取るなど、自分でできることはこまめに行います。
フィルターの掃除は、少なくても1ヶ月に1回くらいの頻度で行いましょう。
フィルターにはホコリやカビの胞子が溜まりやすく、嫌な臭いの原因となります。
カバーを開けると簡単に取り外せるので、月1回を目安に行いましょう。
フィルターを外して掃除機でホコリを吸うだけでも綺麗になります。
時間に余裕があれば中性洗剤を使って、水洗いも行ないます。
エアコンのカバーやルーバー(風向きを変えるパーツ)は3ヶ月に一度くらいの頻度で掃除します。
これらはフィルターと比べると、そこまで汚れないので、フィルターよりも清掃頻度は少なくても問題ありません。
1~2年に1度はエアコンクリーニングをする
エアコンのカバーやフィルターなどは自分で掃除できますが、取り外しができない内部パーツもあります。
内部パーツの掃除は一般の方が自分で行うのは難しいため、清掃会社などプロにお願いすることをお勧めします。
・エアコンクリーニングの頻度と料金相場
清掃会社にエアコンクリーニングをお願いする場合は、1~2年に1度がおすすめです。
クリーニング費用は清掃会社にもよりますが、一般家庭のエアコン清掃であれば1~2万円くらいです。
職場のオフィスなどにある天井埋め込みタイプのエアコンの場合、2~3万円くらいが相場です。
・10年以上使っているエアコンの場合
エアコンは10年が買い替えの目安と言われています。
購入してから使い切るまでの間に、5回ぐらいプロに内部を清掃してもらうと快適な空間を保てます。
もしも10年以上長持ちさせたい場合は、こまめにエアコンクリーニングを行いましょう。
なぜなら10年を過ぎたエアコンは、壊れた時に修理を受け付けてもらえない可能性があるからです。
エアコンメーカーでは、部品の保有年数を10年程度に決めている企業が多いです。
そのため、エアコンが壊れてもメーカーに替えの部品がなく、修理できません。
10年を過ぎると買い替えを検討するタイミングになりますが、少しでも長く使いたい場合は、こまめな清掃を心がけましょう。
清掃の頻度を増やした方がいい場合
エアコン清掃の目安を紹介しましたが、場合によっては頻度を増やした方が良いケースもあります。
次のような場合はさらにこまめな清掃を心がけましょう。
・子供や高齢者と暮らしている場合
エアコンが汚れていると、室内の空気が悪くなります。
汚れた空気を吸っているとアレルギーや肺炎などのリスクが高まります。
小さな子供や高齢者が一緒に暮らしている場合、2週間に1度はフィルターを掃除しましょう。
特に冬場は空気が乾き、風邪やインフルエンザの流行る季節です。
菌やウイルスが繁殖して健康被害を起こしやすい時期は、特にこまめに清掃して、きれいな空間を保ちましょう。
・エアコンがキッチンの近くにある場合
ワンルームなどキッチンとエアコンが近い距離にある場合、清掃の頻度を上げることをお勧めします。
料理をするときに飛び散った油をエアコンが吸い込んでしまい、汚れやすくなるからです。
換気扇をこまめに回していても、空気中に飛び散った油は取りきれません。
それをエアコンが吸ってしまい、汚れの原因となります。
・喫煙者と一緒に暮らしている場合
タバコを吸っていたり、喫煙者と一緒に暮らしている場合も、清掃の頻度を増やしましょう。
タバコのヤニがエアコンの内部に付着してしまうと、臭いや汚れの原因となります。
・夏や冬の使用頻度が増える時期
冷房をつける夏場や暖房つける冬場は、エアコンがフル稼働する時期です。
夏や冬のエアコン清掃は2週間に1度くらいのペースがおすすめです。
まとめ
エアコン清掃の頻度は、フィルターなら月1回、カバーなどは3ヶ月に1回が目安です。
プロの清掃会社にエアコンクリーニングお願いする場合は1~2年に1度が目安となります。
しかし、これらはあくまでも目安です。
使用頻度やエアコンを使っている環境によって変えていきましょう。
室内の空気がきれいであることは、生活の質を高めるために大切です。
暮らしを豊かにするために、こまめな清掃を心がけてみてください。