エアコンを清掃したいけど、どんな道具を用意すればいいんだろう?
そんなお悩みにお答えします。
本記事の内容
・エアコン清掃に必要な道具
・道具の使い方と清掃の手順
・エアコン清掃時の注意点
エアコンをきれいに使い続けるには、定期的に清掃する必要があります。
1~2年の頻度で清掃業者にクリーニングをお願いするのがおすすめですが、1ヶ月に1度は自分でも掃除をしましょう。
この記事では、自宅にあるものを使ってエアコンを簡単に掃除するコツを紹介します。
エアコンの清掃をしたいけど、何から用意すればいいかわからない方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
エアコンの清掃道具はこの7つ
エアコン清掃に必要な道具は以下の7です。
・掃除機
・雑巾
・きれいなタオル
・中性洗剤(台所用)
・歯ブラシ(古くなったもの)
・キッチンペーパー
・割り箸
エアコンを自分で清掃したいと思ったら、この7つが必要です。
どのご家庭にもある身近なものですが、これらを清掃道具として使っていきます。
100円ショップなどでも購入できますので、必要に応じてご用意ください。
中性洗剤はキッチンで使っている食器用の洗剤で問題ありません。
歯ブラシは古くなったものを使います。
キッチンペーパーはティッシュでも代用できますが、濡らして使うのでキッチンペーパーの方が望ましいです。
掃除の手順と清掃道具の使い方
・フィルターを外してホコリを取る
まずエアコンのカバーを外して、フィルターを取り外します。
フィルターにはホコリがたくさんついているので、掃除機で吸い取りましょう。
室内で行なうと部屋がホコリだらけになるので、庭やベランダなど室外で行ないます。
・フィルターを水洗いする
大まかにホコリが取れたら、お風呂場に移り、フィルターを水洗いします。
水洗いする時は、中性洗剤をぬるま湯で薄めて洗浄液を作ります。
中性洗剤は、キッチンで使っている食器用の洗剤で問題ありません。
洗剤とぬるま湯で洗浄液を作ったら、歯ブラシで細かい汚れを落としていきます。
なお、フィルターは傷つきやすいので、ゴシゴシこするのはやめましょう。
柔らかくなった古い歯ブラシで、優しくこすりながら洗います。
全体の汚れが落ちたら、シャワーで洗い流します。そして、洗い終わったら庭やベランダに戻り、自然乾燥させます。
きれいなタオルで優しくポンポンと叩くようにして水を拭き取ると早く乾きます。
・ルーバーの汚れを落とす
フィルターが乾くまでの間に、エアコンの本体を清掃します。
まずはルーバーの掃除です。
ルーバーとは、エアコンの吹き出し口にある、風向きを変えるハネの部分です。ルーバーを掃除するときは、お掃除棒を作ります。
お掃除棒の作り方は簡単で、割り箸の先にキッチンペーパーを巻き付けるだけです。
テープや輪ゴムで止めておくと、掃除中に取れてしまう心配もありません。
お掃除棒をお湯につけてから固く絞ります。
湿ったお掃除棒でルーバーの汚れを拭き取っていきます。
ルーバーがきれいになったら、エアコンのカバー全体を雑巾で拭きます。
そして、乾いたフィルターを取り付けて終了です。
エアコン清掃の際の注意点
エアコンを自分で清掃するときは、次のことに注意してください。
・マスクを着用する
エアコンの清掃はホコリが飛び散ります。
清掃中は、目には見えない細かいホコリも飛び散っています。
ホコリを吸い込まないようにマスクをして、屋外で行ないましょう。
・安定した台を使う
エアコンの清掃は、フィルターの取り外しなど高い位置での作業となります。
無理な体勢で作業をすると、腰を痛めたり、転倒のリスクもあります。
ですので、体勢に余裕を持って掃除ができるように、安定した台を用意しましょう。
・子供や高齢者がいない時に掃除する
ホコリやカビの胞子などは、吸い込むと健康に悪影響を及ぼします。
特に子供や高齢者は免疫力が低いので、アレルギーや肺炎などにかかりやすいです。
エアコンを清掃するときは、子供やおじいちゃん・おばあちゃんがいない時間帯に行ないましょう。
・エアコンや道具をやさしく扱う
雑巾や歯ブラシなどでゴシゴシと力強くこすると、エアコンのパーツが傷つきます。
道具はもちろん、フィルターやカバーなどもやさしく扱ってください。
エアコンは大事に使えば10年くらいは持ちます。
すぐに故障することがないように、丁寧に掃除しましょう。
月1回はエアコンを清掃する
本記事で紹介した方法で、月1回はフィルターを清掃しましょう。
私たちは毎日部屋の空気を吸って生活しています。
エアコンが汚れると臭いだけでなく、アレルギーや肺炎など健康にも影響します。
最低でも月1回はフィルターを取り外し、カバーやルーバーは3ヶ月に1度の頻度で掃除します。
道具は自宅ですぐに用意でき、清掃方法も簡単なので、ぜひお休みの日を使って清掃してみてください。