エアコンを掃除したいけど、清掃方法がわからない。
そんなお悩みにお答えします。
本記事の内容
・エアコンは3箇所を清掃する
・エアコンの清掃方法7つの手順
・エアコンを清掃する時のポイント
自宅や職場のエアコンを自分で掃除できたらいいですよね?
エアコンの清掃方法には手順があります。
本記事では自分でエアコンを清掃したい方に向けて、清掃方法を紹介します。
初めての方でも簡単にできますので、ぜひ試してみてください。
掃除をする場所は3箇所

エアコンを自分で清掃するときに、掃除する場所はフィルター、ルーバー、カバーの3箇所です。
フィルターとは、空気に含まれるチリやホコリを取り除いてくれる部分です。
エアコンを使うほど汚れるので、週1回くらいのペースで清掃しましょう。
ルーバーとは、エアコンの電源をつけたときに動き出す、風向きを変えるパーツです。
フィルターと比べると汚れにくいので、3ヶ月に1回程度掃除します。
カバーは、フィルターを覆っているパネル部分です。
カバーも汚れにくい場所なので、3ヶ月に1回程度の清掃で問題ありません。
ご自分でエアコンを清掃する場合は、まずこの3箇所を掃除してみましょう。
エアコン清掃方法7つの手順

手順1.カバーを取り外す
まずカバーを取り外します。
カバーの外し方は、エアコンの種類によって異なります。
少し外側に開いて外すタイプや、手前に引き抜くタイプがあります。
一般的なエアコンには、側面にカバーを開けるための取っ手やくぼみがあるはずです。
もしも開け方がわからない場合は取扱説明書で確認しましょう。
手順2.フィルターを外す
カバーを開けたらフィルターを外します。
フィルターは簡単に取り外せますが、ホコリやカビの胞子を吸い込まないように注意します。
エアコン内のホコリやカビの胞子を吸ってしまうと、アレルギーや肺炎など、健康被害を引き起こすことがあります。
手順3.ルーバーを取り外す
風向きを変えてくれるルーバーは、真ん中と両端の3箇所で固定されている場合が多いです。
ルーバーの外し方は、真ん中の部分を曲げながら取り外すイメージです。
真ん中を外したら、次に両端を外します。
手前に向かって強めに曲げて、両端を一気に外します。
エアコンの清掃方法の中で、この作業が一番難しいかもしれません。
手順4.掃除機でホコリを吸い取る
エアコンのパーツについているホコリを掃除機で吸います。
水洗いもするので、大まかにホコリが取れていれば大丈夫です。
もしも最初から水滴がついている場合は、掃除機は使わずに乾いた布でホコリを拭きとりましょう。
手順5.洗剤で洗う
しっかりと清掃したい場合は、ホコリを拭き取った後に洗剤で洗います。
バケツに水を汲んで、洗濯用の「中性洗剤」を入れます。
洋服を手洗いする時と同じように、軽く泡立つように混ぜます。
フィルター、ルーバー、カバーをすべて洗います。
先ほど作った洗浄液を、歯ブラシなどでブラッシングしながら汚れを落とします。
強く擦るとパーツが傷ついてしまうので、力加減を調整しましょう。
手順6.水で洗い流して、乾かす
全体的に汚れが落ちたらシャワーで流します。
洗剤がすべて落ちるまで洗い流したら、自然乾燥させます。
パーツが濡れたままだとカビ臭くなるので、完全に乾かしましょう。
乾いた布で水分を拭き取ってから1時間ほど置くと乾きます。
手順7.パーツを取り付ける
各パーツが完全に乾ききったら、元通りに取り付けます。
取り付ける手順は外すときの逆です。
まずルーバーの両端を固定してから真ん中を止めます。
次にフィルターを取り付けます。
フィルターには表面と裏面があるので間違えないように注意しましょう。
そして最後にカバーをつけて終わりです。
エアコンを清掃するときのポイント

・安定した作業台を用意する
エアコンを清掃するということは、高い位置での作業となります。
台に乗って掃除することになりますが、必ず安定した台に乗りましょう。
室内にあるキャスター付きのイスなどでは転倒する危険があります。
エアコン清掃の際は、ぐらつきや転倒に気をつけてください。
・エアコン上部のホコリを拭く
清掃の基本は、上から下の順番で行なうことです。
そのため、カバーを外してフィルターを清掃する前に、エアコン上部のホコリを吐くことをおすすめします。
エアコン上部を拭くときは、乾いた布やハンディモップで拭きます。
水気があると故障の原因になるからです。
・感電や漏電に気をつける
エアコンを清掃するときは、必ずコンセントを抜きます。
感電したり、漏電しないように注意してください。
洗浄スプレーを使って掃除する場合は、スプレーが電装部分にかからないように注意します。
まとめ

本記事で紹介した手順のとおりに行なうと自宅のエアコンを清掃できます。
安全面を確保しながらぜひ行なってみてください。
パーツによっては取り外しができずに、内部清掃はプロが行う場合もあります。
取り外しができないパーツとは、ファンやドレンパンなどです。
まずはご自身で3箇所をこまめに掃除し、数年に1度はプロに内部清掃をお願いすると、エアコンを長く快適に使用できます。