床のワックスがけをしたいけど、どんな道具が必要なんだろう?
そんなお悩みにお答えします。
本記事の内容
・ワックスがけの道具
・ワックスがけの方法(シートタイプ)
・ワックスがけの方法(液体タイプ)
・ワックスがけの頻度
フローリングの床はワックスがけを行なうとツヤが出ます。
これまで長く住んできた家でも、新築のような輝きを取り戻せます。
床のワックスがけは自分でも簡単にできます。
本記事では、ワックスがけに必要な道具と清掃方法を紹介します。
ご自宅や職場の床をキレイにしたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
ワックスがけに必要な道具
ワックスがけをする時は、床用のワックスを用意します。
床用ワックスには「シート」「液体」「スプレー」の3種類あります。
ワックスがけを初めて行なう方は、一般的な「シートタイプ」がおすすめです。
シートタイプは、ワックスシートとフロアワイパーだけで床を磨けます。
他に用意する道具も、掃除機と雑巾だけなので、すぐに始められます。
本格的にワックスがけを行ないたい場合は、「液体タイプ」がおすすめです。
液体タイプを使う場合は、モップ・バケツ・マスキングテープが必要になります。
液体タイプは、高いコーティング力がありますが、ワックスがけの作業が大変で、乾かすのにも時間がかかります。
まずはシートタイプから行ない、慣れてきたら液体タイプも使ってみましょう。
また、床用ワックスには「スプレータイプ」もあります。
スプレータイプは、床に吹きかけて塗り伸ばすだけなので、一部分だけキレイにしたい場合におすすめです。
ワックスがけの方法(シートタイプ)
ワックスがけをする前に、家具や家電を部屋の外に出しましょう。
一部分だけをワックスがけする場合は、場所を移動するだけでも大丈夫です。
カーペットなども動かして床一面が見えるようになったら、先にゴミを取り除いておきましょう。
掃除機やフロアモップを使って、チリやホコリを取り除きます。
乾いたゴミが無くなったら、次に雑巾で水拭きをします。
一通り床の掃除が済んだら、ワックスがけを行なっていきます。
シートタイプのワックスを使う場合は、フロアワイパーにシートを取り付けます。
部屋の奥から手前に向かってワイパーを滑らせるだけで、ワックスがけができるので簡単ですね。
普段の掃除をする感覚でワックスがけができるので、初心者におすすめです。
全体のワックスがけが済んだら自然乾燥させます。
室温・日当たり・風通しなどにもよりますが、30~60分程度で乾くので、ワックスが乾いたら家具や家電を元に戻して終わりです。
ワックスがけの方法(液体タイプ)
液体タイプを使う場合も、下準備は同じです。
家具や家電を移動し、掃除機や水拭きで床を掃除しておきます。
下準備が済んだら、壁やドアの縁などにマスキングテープを貼ります。
理由は、ワックスが余計な部分に付かないようにするためです。
ワックスがけの準備が整ったら、モップに少なめのワックスを染み込ませます。
ワックスを多めに染み込ませてしまうと、塗ったときにムラができます。
少なめから始めて、ワックスが足りないと思ったら少しずつ足していきましょう。
乾燥後に2回目のワックスがけもできるので、やや少なめで行なうのがムラを作らないコツです。
全体のワックスがけが終わったら、床を自然乾燥させます。
床を乾かしている間に、モップの水洗いを行ないましょう。
バケツに水を汲んでモップをつけると簡単に洗えます。
ワックスが乾いてしまうと水洗いが大変なので、早めにモップを洗いましょう。
床のワックスがけの頻度
床のワックスがけは、半年~1年に一度行なうのが理想です。
ワックスは時間が経つと落ちるので、床の保護や部屋のキレイさを保つために、定期的に行ないましょう。
ワックスがけの頻度は、汚れ具合やツヤなどを見ながら判断します。
ワックスが落ちたのを何年も放置してしまうと、ツヤがなくなり、キズも付きやすくなります。
逆に、床が汚れている状態でワックスを頻繁に塗り重ねてしまうと、汚れが目立ってしまいます。
半年~1年に一度を目安に、床の汚れ具合を見ながら行なってみてください。
まとめ
床のワックスがけを行なう時は、初めての方はシートタイプがおすすめです。
掃除機や水拭きで下準備をしてから、部屋の奥から扉側に向かってシートを滑らせてください。
ムラがないようにワックスをかけてから自然乾燥させると、床のツヤが取り戻せます。
床用ワックスには液体タイプやスプレータイプもありますので、用途に合わせて使い分けましょう。