床のワックスがけをしたいけど、どのようにすればいいのだろう?
そんなお悩みにお答えします。
本記事の内容
・床のワックスがけの手順
・床のワックスがけのメリット
・床のワックスがけの注意点
ワックスがけをすると、床がピカピカになり、室内が明るくなります。
大掛かりなワックスがけはプロの技術が必要ですが、ご家庭で簡単に行なう方法もあります。
本記事では、市販のワックスシートを使って、簡単に床をキレイにする方法を紹介します。
ワックスシートは4枚入り500円ほどで購入できます。
ご自身で床のワックスがけを行ないたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
床のワックスがけの手順
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初めて床のワックスがけを行なう際は、次の手順に沿って行なってみてください。
・家具や家電を移動させる
床のワックスがけをする前に、室内の家具や家電を移動させます。
大きな家具・家電(ソファーやテレビ台など)も、部屋の外に出せるものは出しておきます。
できるだけ室内に何もない方が、ワックスがけもしやすく、キレイに掃除できます。
ワックスを乾かす時間(1時間程度)も考慮しながら、どこに移動するかを考えましょう。
・下準備をする
家具・家電を部屋の外に出したら、乾いたゴミ(チリやホコリ)を取り除きます。
普段の掃除と同じように、掃除機やクイックルワイパーなどを使って掃除します。
乾いたゴミが無くなったら、水拭きをして床表面の汚れを取ります。
下準備の時点でできるだけキレイにしておくと、ワックスをかけた時に床がピカピカになります。
・ワックスシートで床を磨く
下準備が済んだら、ワックスシートをワイパーに取り付けて、床を磨きます。
部屋の奥から扉側に向かってワイパーを滑らせていきます。
慣れていない人が行なうとムラができやすいので、力加減を調整しながら行ないましょう。
全体を均等にするために、最初は軽く滑らせて、ワックスが減ってくる後半はしっかりと押し付けます。
ワックスがけは床の板目に沿って行なうと、キレイに仕上がります。
・ワックスを乾かす
床全体のワックスがけが済んだら、ワックスを乾かします。
部屋の日当たりや室温にもよりますが、目安として夏場なら30分、冬場なら1時間程度で乾きます。
早く乾かしたい場合は、扇風機を使うのもおすすめです。
ワックスがけをするメリット
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掃除機やクイックルワイパーでも床はキレイになりますが、ワックスがけをすると以下のメリットが得られます。
・床をキズから守る
日常生活を送っていると、床に料理や水をこぼしたり、ホコリや油の汚れが付くことがありますよね。
物を落として床にへこみができたり、家具の移動で細かいキズがつくこともあります。
そのような時にワックスがけをしていると、コーティングによって木材を保護して、汚れやキズから床を守れます。
・部屋が明るくなる
ワックスがけをすると床にツヤが出て、部屋が明るくなります。
長く住んでいると床はツヤを失って部屋が暗く見えますが、ワックスをかけることで新築のような明るさを取り戻せます。
カーテンを開けて日差しが室内に入ってくると、床が光を反射して明るさが増し、より快適に過ごせます。
・掃除がラクになる
ワックスがけをすると床がコーティングされ、キズや汚れが付きにくくなります。
そのため、日々の掃除がラクになります。
ワックスがけ自体は手間や時間がかかりますが、定期的に行なうことで日々の掃除の時短となります。
ワックスがけの注意点
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初めてワックスがけを行なう時は、次の2つに気をつけましょう。
・部屋の奥からワックスをかける
掃除は「上から下に」「奥から手前に」が基本です。
ワックスがけも奥から手前に向かって行ないましょう。
扉側から奥に向かってワックスをかけてしまうと、部屋から出る際に足跡が残ります。
キレイに仕上げるために部屋の奥からワックスをかけて、足跡を残さないようにします。
・ワックスを塗れない床もある
「無垢材」や「ノンワックスフローリング」はワックスを塗れません。
無垢材とは、天然の木をそのままスライスした床材です。
無垢材はワックスの水分が染み込んでしまうため、ワックスを塗れません。
ノンワックスフローリングとは、UVコート膜が加工された床材です。
最近の新築物件に多く使われており、一般の方がワックスを塗るのは難しいです。
ノンワックスフローリングをワックスがけしたい場合は、プロに相談が必要です。
まとめ
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ワックスシートを使うと、自分でも簡単に床のワックスがけができます。
道具もあまり必要ないので、半年~1年に1回程度を目安に行なってみてください。
さらに本格的に行ないたい方には「液体タイプ」もおすすめです。
ワックスシートに慣れてきたら、液体タイプも試してみてください。
床がピカピカになって、部屋が明るくなるのを実感すると、掃除がより一層楽しくなりますよ。